検証について
プログラムの目的従来の仕様的基準によらず、性能的基準で耐火性能を検証します。プログラムの使用法
設計条件について検証されれば、従来の法基準は適用されません。
この検証法により建築仕様の合理化を図るものです。
適用の効果:主要構造部が耐火構造でなくても、耐火性能を検証し、
安全性を確認すれば耐火建築物と同等となります。
FirePfXは以下の4つの使用法があります。プログラムの流れ
1 [火災継続時間]:室の環境を入力し、火災継続時間を算定する。
2 [保有耐火時間]:部位単位でデ-タを入力し、保有耐火時間を算定する。
3 [火災継続時間/保有耐火時間]:両方をリンクさせます。
火災継続時間<保有耐火時間であれば、検証されたことになります。
4 [各項目]の計算を、メニュ-/ツ-ルで各項目で実行し、結果を積み上げて性能を検証する。
メニュ-/ツ-ルで各要素の計算ができますが、表中の計算とはリンクしません。
火災継続時間の場合表示例
1 各室の一般情報を入力
2 各室の発熱量を入力
3 各室の隣接室発熱量を入力
4 1秒間当たりの発熱量をプログラムが計算
5 火災温度上昇係数の計算
6 部材温度上昇係数の計算
保有耐火時間の場合
1 対象材の構造種別を選択
2 対象部位の選択
3 構造種別ごとのパロメ−タの入力計算
4 保有耐火時間の計算
5 性能を判定
![]()